
シェア畑では、「農業と人をつなぐ」農園スタッフ”菜園アドバイザー”を大募集しています。
あなたも、野菜づくりの楽しさを人に伝えてみませんか。
わたしたちの想い。
ー今ある農地を未来へ残したいー
そんな想いからシェア畑は生まれました。今、シェア畑としてご提供している土地の中には、担い手不足などにより畑として維持することが難しくなった農地や、使われていない土地が多くあります。
私たちは、そのような遊休地を、都市住民が手軽に野菜作りを楽しめる農園「シェア畑」にリメイクしています。たくさんの方々のご協力により、いまでは首都圏・関西合わせて約130ヶ所に「シェア畑」は広がりました。今後も、畑で多くの皆様に野菜作りを楽しんで頂けるよう、暮らしのそばに畑のある光景を次の世代にも伝えられるよう、私たちは前進していきます。
アドバイザーの想い。
アドバイザーと事務局の皆でかたちにしました。

シェア畑は、都市と農業をつなぐ。
菜園アドバイザーは、農業と人をつなぐ。
どんな仕事をするの?
農園ごとに数名のアドバイザーが勤務。
野菜づくりの経験を活かして、農園運営とご利用者のサポート業務を行っています。
アドバイザーの主な業務
- (1)農園ご利用者へ栽培サポート
- ご利用者様の多くが野菜づくり初心者です。菜園アドバイザーは、野菜づくりの経験をいかして、ご利用者様からの疑問・質問への回答や、アドバイスを行います。また事務局で用意する資料をもとに、時期に合わせた作業手順を説明します。
- (2)共用部の管理
- 栽培見本用の区画や、イベント等で利用するお野菜の栽培管理、共用部の草取りなどを行います。
- (3)イベントの開催
- 季節に合わせたイベントを開催します。手順や備品は事務局で用意し、農園までお届けしています。ご利用者様との交流も深まる、楽しいひとときです。
- (4)農園備品の在庫管理
- 農園に常備してある農具等の管理、また肥料やマルチ・資料等の消耗品、季節ごとに搬入される種苗等の在庫管理を行い、必要に応じて事務局に連絡をします。
- (5)農園の利用希望者の見学対応
- 見学に来られた方に、農園をご案内し、資料などを見せながら農園の概要を説明します。
安心して働ける!
- ー栽培指導の経験がなくても大丈夫
- 家庭菜園や市民農園で野菜づくりをしたことがある方なら、心配ありません。勤務前の座学研修に加え、畑で先輩アドバイザーと一緒に勤務しながら研修を進めていきます。また栽培サポート等に必要な資料や備品は、すべて事務局で準備しているので、安心して勤務していただけます。
- ー趣味や家事とも両立しやすい
- シェア畑では、毎月希望を聞いてから勤務シフトを組んでいます。季節や天候に合わせて、またライフスタイルに合わせて、勤務日や時間帯をフレキシブルに設定できます。

菜園アドバイザーのある日のスケジュール
10:00 | 出勤 | 前日までの日報確認。当日の作業計画を考える。 |
10:15 | 栽培サポート | 農園全体をまわって、野菜の生育状況や設備等を確認。来園者にひと言ずつ声をかけ、適宜質問にも回答する。 |
10:45 | 見学者ご案内 | 新しくシェア畑の利用を検討するお客様がご来園。農園の設備やサービスの説明、契約書類などを記入。 |
11:30 | 栽培サポート | 来園者の質問に答えつつ、適宜アドバイス |
12:00 | 昼食 | |
12:30 | 共用区画の作業 | イベント等に利用するアドバイザー管理区画の種まき、野菜の手入れなど。 |
13:30 | 後片付け | 水場・トイレの清掃、日報記入。事務報告 |
14:00 | 退勤 |
募集要項
仕事内容 | サポート付市民農園「シェア畑」にて、農園利用者様の栽培サポート、ご見学時のお客様対応、農園設備の維持管理がメインのお仕事になります。 |
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応募条件 | (必須) ・家庭菜園や市民農園にて野菜づくりの経験がある方 ※野菜づくりのプロである必要はございません ・PCメールを使える方 ・土日祝いずれか1日勤務できる方 (歓迎) 販売や接客の経験がある方 |
待遇 | 〔勤務時間〕 9時〜18時のうち、1日3時間〜6時間、週2日〜でOK ※シフト自己申告制で、毎月希望シフトを提出いただけます 〔給与〕 時給910円~(エリアによりスタート時給は異なります) 昇給あり 〔手当〕 交通費全額支給 各種報奨金制度 制服貸与あり |
勤務場所 | ・関東各地 ・関西各地 |
選考ステップ | (ご応募)→ (面接/適正テスト)→ (採用) → (入社手続・座学研修) → (農園での現地OJT研修) |
どんな人がアドバイザーとして働いているの?
今、各地のシェア畑で活躍中の菜園アドバイザーは、経歴も年齢も様々。流通、商社、保険、証券、教師、小売、編集、システム、造園、主婦など、あらゆる業界の経験者が、「野菜づくり」というひとつの共通項のもと、菜園アドバイザーというお仕事を選択しています。もちろん、農園のご利用者様のバックグラウンドも多様。菜園アドバイザーのお仕事には、農業以外の経験も知らず知らず生かされています。

「勤め先の定年退職が迫ってきたとき、机にかじりついて事務的なことをするのはもう充分やった、何かお天道さまのもとで農に関わることがしたいと感じていました。そして、定年後こそ面白いことがしたい!と。インターネットで情報収集をしたことがきっかけで菜園アドバイザーになり、今年で3年目になりました。」

「企業を退職したら、地方に移住してセカンドライフを…と本気で夢見ていた頃、ふと見かけたのが、菜園アドバイザーという仕事でした。趣味の延長で家庭菜園をしている自分が、お金をいただいて人に教えることができるのかと不安はありましたが、これはもしかして「就農」「移住」以外の、自分が目指す方向に近い選択肢なのではないかと思い、とにかく話を聞いてみたいと思ったんです」

「野菜は食べ物である前に“生きもの”。自然の不思議を、お客様と共に学ぶ気持ちで勤務しています。初心者の方の意外な質問に出会うことが、自分自身の飛躍にも役立っています。日本の農業を救う鍵は家庭菜園です。アドバイザーとして一緒に、野菜づくりを楽しむ人を増やしましょう。やりがいのある仕事です」

「栽培経験よりも大切なのは、とにかく野菜づくりが好きなことと、やる気だと思います。菜園アドバイザーなどというと何だか偉そうではありますが、まずは野菜作りの先輩としてスタート、という気楽な気持ちでいいんじゃないかな。好奇心とやる気がある人なら、きっとアドバイザーに向いていますよ」

「貿易商社、化学系研修職、農林省から全農と私たちの経歴は3者3様ですが、みんなきっかけは農業にご縁があったことと、“興味本位”ですね(笑)というのも、初めてシェア畑を知ったときは、お客さんが集まるのか疑心暗鬼だったんです。
ただ、補助金がついても誰もやらない休耕地の活用を、どうやっているのか興味がありました。それがいざ勤務が始まると、お客さんは沢山来るし、非常に楽しんで下さる。我々がサポートすることで続けられるというお客さんもいます」