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『シェア畑』が125農園(※)を突破!宅地、企業所有地での開設が増加/大手建設会社グラウンド跡地や、企業の社宅跡地で相次いで開園  ~「地域」「環境」「社会」に貢献する土地活用の選択肢に~

コインパーキングをリメイクした「シェア畑 上池台」(2021年8月開園)

 

農業ビジネスを展開するアグリメディア(目黒区、代表取締役:諸藤貴志)は、サポート付き貸し農園「シェア畑」の開設ペースを加速しており、展開数が125農園を突破しました(※予定含む)。コロナ禍により、新規契約者数が倍増していることに加え、街づくりの一環としての「農」の価値が見直されていることや、SDGsやESGへの関心の高まりから、企業が所有している土地での「シェア畑」開設ニーズが高まっています。実際に、6月3日に大手建設会社所有地(世田谷・深沢)で開園するほか、企業の社宅跡地(下北沢)での開園も決まっています。

「シェア畑」は、2012年のサービス開始以降、初心者でも手ぶらで野菜作りができるサービスとして首都圏と関西に展開を拡大してきました。2022年4月には九州にも進出しています。

これまで「シェア畑」は、都市部で所有者が管理できなくなった遊休農地をメインに開設をしていましたが、2020年頃から、宅地(非農地)での開設が増えています。具体的には、もともと駐車場やコインパーキングだった土地で開設するケースで、これまで当社では累計30件ほど(閉園済み含む)のシェア畑を宅地(非農地)に開設しています。

 

「地域」「環境」「社会」に貢献する、有効な土地活用方法としての「シェア畑」

宅地のうち、昨今特に増えているのが、企業が所有する土地を「シェア畑」にリメイクするケースです。 6月に開園する「シェア畑 深沢」は、大手建設会社の所有地で、もともとは同社のラグビーチームの練習グラウンドとして使用していた土地ですが、グラウンド移転後は積極的な活用は行われていませんでした。今回、その土地の活用として、「地域の方々に喜ばれる」「環境や社会にとってプラスになる」方法はないか同社が検討している中で、近隣住民が楽しんで利用できることや、都市部の農地の保全にもつながることから、同地でシェア畑を開設する運びとなりました。

こうした、企業が所有している土地での「シェア畑」開設に関する相談・依頼は増えており、様々なニーズに対応できるよう「シェア畑」の新たな企画も展開しています。21年9月には、広い農地ではなく、都心部の狭小地、商業施設の屋上、駐車場の空きスペースなどで展開可能な新業態「シェア畑garden」を開園しました。様々な土地で「シェア畑」を開設していくことで、より多くの人に野菜づくりや「農」と関わる機会を提供していきます。

 

土壌改良技術の向上や整備ノウハウの蓄積によって、非農地でも開設が可能に

宅地や企業所有地などの「非農地」でのシェア畑の開設 には、土地の土壌改良、農園を作る整備ノウハウが蓄積され、当社の技術が向上していることが背景にあります。「シェア畑」は、全ての農園で定期的に土壌の調査と分析を行い、栽培に与える影響などを調べています。新たな土地で開設する際にも、必ず土壌を調べ、必要に応じた改良を行っています。様々な土地での「シェア畑」の開設を経験しており、その精度が高まっていることによって、「非農地」で「シェア畑」を開設することが可能になっています。

 

【初心者でも“手ぶら”でOK!「シェア畑】

「シェア畑」は、区画分けした小さな畑(3㎡~)を、利用者が“自分の畑”として契約し、野菜作りが楽しめるサービスです。畑には、農具、種、苗、水場など栽培に必要なものを完備しているため“手ぶら”で来園が可能です。また、「菜園アドバイザー」が、マンツーマンで苗の植え方や育て方を指導してくれるため、野菜作りに興味はあるけれども「やり方が分からない」といった初心者の方でも、手軽に野菜づくりが楽しめるサービスです。

野菜づくりのプロ「菜園アドバイザー」がアドバイス(写真は講習会の様子)
農園内には掲示板もあり、注意やお知らせを日々更新
無農薬で美味しい野菜が年間10~20種類ほど育てられます

 

<報道各位からの問合せ先>
株式会社アグリメディア
MAIL:info@agrimedia.jp

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