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神戸市と連携し、空家・空地対策の社会実験を実施/サポート付き貸し農園「シェア畑 神戸東垂水」を開園 ~遊休地の利活用と農業を通じた地域活性化を目指して~

農業ビジネスを展開するアグリメディア(東京都目黒区、代表取締役:諸藤貴志)は、神戸市行財政局の「密集市街地内市有地を活用した社会実験実施事業事業者募集」の公募型プロポーザルに対して、事業計画を提案し、農をコンセプトとした関係人口の増加及び空家空地対策事業を提案しました。公募に採択され、兵庫県神戸市垂水区にサポート付き貸し農園「シェア畑 神戸東垂水」を開園することとなりました。今後、神戸市に対して、その他の市有地、公園等で、民間活力導入の一つであるサポート付き貸し農園を提案するとともに、全国の市区町村と連携をはかっていきます。

 

◆ 本事業の目的

  1. 遊休地の有効活用

・ 駅から離れた空家・空地の商業的利用での土地活用は難しいですが、市民農園においては、地域住民が利用する施設であり、住宅地でも導入が可能です。

 

  1. コロナ禍で価値が高まる農ある街づくりを通じた地域活性化

・「近所で気軽に自然や農と触れ合える」ことからコロナ禍で市民ニーズが高まる市民農園を通じて、地域コミュニティや食育環境を構築し、地域の活性化をはかります。

 

  1. 空き家対策

・未接道などで再建築が難しい空き家を除却した後の土地利用として、市民農園の導入を検討しております。

 

◆ シェア畑について

「シェア畑」は、耕作放棄地や遊休農地をサポート付きの貸し農園として再生させ、畑を小区画ごとに利用者が契約し“自分の畑”として野菜作りができるサービスです。「菜園アドバイザー」という農園スタッフが畑におり、マンツーマンで苗の植え方や育て方を指導してくれるほか、農具、種、苗、水場など栽培に必要なものを完備し、利用者同士でシェアするため“手ぶら”で来園が可能です。野菜作りに興味はあるけれども「やり方が分からない」「農具をそろえるのが大変」「忙しくて栽培する自信がない」といった方々に支持され、2011年に第一号農園を開園後、首都圏を中心に約115農園(2021年12月時)まで拡大しています。

主に、小さなお子様のいらっしゃるご家族連れや定年を控えたご夫婦に、食育目的や新しい趣味としてご利用いただいています。利用者の7~8割が野菜作り初心者の方々で、自分だけでは難しい野菜作りを、当社のサポートにより手軽に楽しんでいただいています。

野菜づくりのプロ「菜園アドバイザー」がアドバイス(写真は講習会の様子)

 

畑内のビニールハウスには掲示板もあり、注意やお知らせを日々更新

 

春夏秋冬に、利用者同士が集まる収穫祭イベントも開催

 

<報道各位からの問合せ先>
株式会社アグリメディア
MAIL:info@agrimedia.jp

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