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コロナ禍に見舞われた京都・亀岡の古民家宿を農コンテンツで再生!!来年2月末までの間、1泊2日の食・農体験付きツアーを開催(観光庁補助事業)

総合プロデューサー”としてプロジェクトを推進

農業関連事業を展開するアグリメディア(東京都新宿、代表取締役:諸藤貴志)は、新型コロナウィルス禍に見舞われた京都府亀岡市の古民家宿を、多彩な農的コンテンツで再生させるプロジェクトを開始します。京都市の西隣に位置し、のどかな風景が残る亀岡市内の古民家宿は、コロナ禍によって外国人客の利用が急減し、新たな集客策が求められています。当社が食・農体験付き古民家宿泊プランを企画し、農に関心がある京阪神在住の都市住民を呼び込むことで、古民家の賑わい復活と亀岡の魅力発信につなげます。今回のプロジェクトは観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業に採択されたもので、地元の古民家業者で構成される「京都かめおかコルトーラ協議会」(藤井正枝会長)、亀岡市役所などと連携しながら事業を進めます。

【市内4軒の古民家宿と提携】

今回、当社が提携するのは、亀岡市内にある4軒の古民家宿です。そのうちの1つ、「Farmhouse NaNa」(保津町上ラ条20)の敷地内の100坪程度の土地に、当社のガーデンプランナーが設計した専用農園を整備しました。京野菜など10種類以上の野菜、ゆずやリンゴなどの果樹を植え、幅広い世代が楽しめる造りとなっています。

 

【1泊2日の食・農体験ツアーを開催】

この農園を拠点に、11月末から来年2月末までの間、合計8回にわたって1泊2日の食・農体験付き古民家宿泊ツアーを開催します。参加者は当社の菜園アドバイザーのサポートを受けながら、農園で食・農体験を行い、4カ所の古民家宿に分散して宿泊します。新型コロナウィルスの感染防止に役立つ3密対策を講じながら、最大80名程度(延べ人数)が参加する予定です。当社と接点がある京阪神在住の都市住民に参加を呼びかけたところ、すでに100組を超える応募がありました。古民家宿にとっては閑散期の利用向上が見込めるほか、都会在住の利用者にとっても亀岡ならではの田園風景を楽しみながらリフレッシュできる効果が期待できます。

【ベテランの菜園アドバイザーがコーディネート】

 食・農体験プログラムの企画・開催は、当社の経験豊富な菜園アドバイザーが担います。寒暖の差が激しい亀岡ならではの冬野菜を使用したメニューの考案、かまどやピザ窯などを活用した体験重視型の食育カリキュラムなどを企画します。一部の参加者には期間中、複数回にわたって古民家宿に宿泊し、自ら育てた野菜の成長過程を観察してもらうなど、“遊び”にとどまらない“学び”の要素をプログラムに取り入れます。このように、食・農体験には「何度も足を運びたくなる」面があることから、集客に悩む古民家宿には適したコンテンツといえます。

【コロナ禍で注目を集める“農ある暮らし”】

 農的コンテンツはコロナ禍で注目度が高まっています。アグリメディアが展開するサポート付き貸農園「シェア畑」の新規契約者数は前年と比べて2倍のペースで推移しています。3密を抑止しやすいうえ、健康的なライフスタイルと相性がよく、幅広い世代から支持を集めています。今回、観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業に採択されたのも、こうした農的コンテンツの利点が評価されたためです。

亀岡市は京都市の西隣に位置する人口8.9万人の街です。京都市から電車で20分ほどの距離にありながら、のどかな田園風景が広がり、亀岡と嵐山を小舟で結ぶ「保津川下り」を始めとした著名な観光コンテンツに恵まれています。今年のNHK大河ドラマの「麒麟がくる」の主人公である明智光秀ゆかりの地であるほか、人気サッカーチーム「京都サンガF.C」がスタジアムを構えるなど、多方面から脚光を浴びている自治体です。

 

<報道各位からの問合せ先>
株式会社アグリメディア
MAIL:info@agrimedia.jp

 

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