※写真は「シェア畑garden 南船橋」
農業ビジネスを展開するアグリメディア(目黒区、代表取締役:諸藤貴志)は、東京・大田区の商業施設の屋上駐車場をリメイクし、サポート付き貸し農園「シェア畑garden マチノマ大森」を、来秋9月に開園します。東京都内の商業施設内で「シェア畑」を開園するのは初めてです。
「シェア畑」は、都市部で所有者が管理できなくなった遊休農地等を貸し農園にリメイクし、初心者でも手ぶらで野菜作りができるサービスとして、2012年のサービス開始以降、124農園まで展開を拡大してきました。エリアは、首都圏と関西など都市部の農地を中心に開設し、2022年春には九州にも進出しました。
今回開園する、「シェア畑garden マチノマ大森」は、都内では初めて商業施設内にオープンします。「マチノマ大森」は、J-REITで最大級の運用資産を誇る日本都市ファンド投資法人が運営する商業施設で、コンセプトに“現代における地域コミュニティの創出”を掲げています。これまで駐車場として利用していた屋上スペースの一部を「地域コミュニティの場」としてリニューアルを検討している中で、当社にお声がけいただき、開設に至りました。施設利用者の方への新しい価値の提供はもちろんイベントやキャンペーン開催などで施設内のショッピングモールとも連携していく予定です。
商業施設やコインパーキングなど、シェア畑の開設ニーズが拡大
「シェア畑」は、都市部の農地を中心に拡大してきましたが、2021年以降、宅地(非農地)での開設が増えています。コロナ禍の影響を受ける商業施設の、魅力向上やSGDsに寄与するコンテンツとして検討されているほか、駐車場やコインパーキング、企業の所有地だった土地で開設が相次いでおり、これまで累計30件ほど(閉園済み含む)のシェア畑を宅地(非農地)に開設しています。当社では、都心部の狭小地や畑のない沿岸部などでも展開可能なモデル「シェア畑garden」を開発するなど、多様化するシェア畑開設ニーズに対応しています。
(宅地や施設での展開例)
・畑がない沿岸部の物流施設内緑地スペース 「シェア畑garden 南船橋」(2021年9月)
・大型商業施設の屋外スペース 「シェア畑 ららぽーと福岡」(2022年4月)
・コインパーキング跡地「シェア畑 上池台」 (2021年8月)
・企業所有地 「シェア畑 深沢」(2022年6月)、「シェア畑 下北沢」(2022年8月予定)
土壌改良技術の向上や整備ノウハウの蓄積によって、非農地でも開設が可能に
宅地や企業所有地などの「非農地」でのシェア畑の開設 には、土地の土壌改良、農園を作る整備ノウハウが蓄積され、当社の技術が向上していることが背景にあります。「シェア畑」は、全ての農園で定期的に土壌の調査と分析を行い、栽培に与える影響などを調べています。新たな土地で開設する際にも、必ず土壌を調べ、必要に応じた改良を行っています。様々な土地での「シェア畑」の開設を経験しており、その精度が高まっていることによって、「非農地」で「シェア畑」を開設することが可能になっています。
【初心者でも“手ぶら”でOK!「シェア畑】
「シェア畑」は、区画分けした小さな畑(3㎡~)を、利用者が“自分の畑”として契約し、野菜作りが楽しめるサービスです。畑には、農具、種、苗、水場など栽培に必要なものを完備しているため“手ぶら”で来園が可能です。また、「菜園アドバイザー」が、マンツーマンで苗の植え方や育て方を指導してくれるため、野菜作りに興味はあるけれども「やり方が分からない」といった初心者の方でも、手軽に野菜づくりが楽しめるサービスです。
<新業態「シェア畑garden」>
2021年に1号農園を千葉・船橋に開設した新業態の「シェア畑」。沿岸部や、都心の狭小地など、これまで畑がなくてシェア畑空白地帯となっているエリアで開設可能なモデル。畑ではなく、縦50cm、横100cm、高さ50cmのコンテナで野菜を栽培するため、畑のような整備された土壌や大きなスペースがなくても開設できる。
【「シェア畑 マチノマ大森」概要】
名称 | シェア畑garden マチノマ大森 | ||
開園日 | 2022年9月9日~ | 募集開始日 | 2022年8月19日~ |
開園場所 | 東京都大田区大森西三丁目1番38号 マチノマ大森屋上階 | ||
アクセス | 【京急本線|大森町駅】 徒歩:10分 | ||
面積・区画数 | 総面積:1102.533㎡ / 区画数:全245区画 | ||
料金 | 1区画2コンテナ 12,000円 (1コンテナ縦50cm、横100cm、高さ50cm) ※別途入会金 | ||
申し込み | 【電話】0120-831-296で予約受付(9:30~18:30 土日祝日も可) 【web】https://www.sharebatake.com から申し込み ※8月5日から可 |
<報道各位からの問合せ先>
株式会社アグリメディア
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